私の20年以上になる趣味は、バードウォッチングです。

バーダー(バードウォッチャーのこと)の中でもわりと珍しく、チラッとでも鳥の鳴き声が聞こえると、何の鳥かわかる、という特技(mimiだけに耳がいい?)を持っています(^^)!


季節のいい休日は、夫と共に野鳥撮影をしています。大好きな鳥さんの可愛らしい姿や面白い生態など、お伝えしていきたいと思います。


さて、世界には、9000種類もの野鳥がいると言われていますが、日本では何種類くらいの野鳥が見られると思いますか?
記録があるのは約600種類。いくつかの観点で分けてみたいと思います


●見られる季節


皆さんがよく目にするスズメやカラスは、年中に日本に住んでおり、季節による長距離の移動はしません。そういう鳥を「留鳥(りゅうちょう)」といいます。


一方、季節によって国をまたいで長距離を移動をする鳥を「渡鳥(わたりどり)」と言います。
日本からインドネシアのジャワ島まで渡るような鳥も多く、その場合、往復で2万2000キロも移動することになります!すごいですよね!
渡鳥は、以下のとおり、見られる季節で分けられます。


・夏鳥…春になるとフィリピンやインドネシアから日本に渡ってきて、日本で繁殖するもの、一番身近なのは、ツバメです。キビタキ、オオルリ、コマドリなど。
・冬鳥…シベリアや樺太などで繁殖し、秋から冬になると日本に渡ってきて日本で越冬するもの、多くのカモ類、カモメ類。ツグミ、ジョウビタキ、アオジなど。
・旅鳥…シベリアや樺太などで繁殖し、秋に日本を通って南下し、フィリピンやインドネシアで越冬。春になると、日本を通過して北上するもの。日本では春と秋にのみ見られます。ムギマキ、エゾビタキなど。


実は、「渡り」という行動の詳細は、まだ詳しくは分かっていない、というのが実情なんです。謎が多いのが、またロマンがありますよね(^^)。


●見られる場所

大きくわけると、カモやカモメのように、海や川など水辺で見られるものと、ウグイスなどのように山や野原で見られるものがあります。


●主な食べ物

大きく分けると、ワシやタカのような肉食の鳥と、種子などしか食べないアオジなどの菜食の鳥、
そして、スズメやカラスのように雑食の鳥がいます。食べ物によって、みられる場所も変わってきます。


●雌雄の違い

スズメやカラスのように雌雄で見た目が同じものもいますが、一般的にはオスの方が派手な色あい、メスは地味な色合いが多いです。タマシギという鳥のように、メスの方が派手な鳥もいます。


●子育て法

日本で繁殖する鳥は、250から300種類。両親が共同で育てる鳥と、母親が主に育てるもの、稀に父親が主に育てる鳥がいます。そして、もう一つ、自分では一切子育てはせず、他の鳥に育ててもらう鳥がいます。
え?他の鳥に育ててもらうってどういうこと??と思うかもしれませんが、それはまた別の回でのお楽しみ(^^)


今日、紹介する鳥さん


今日の鳥さんは、野山で見られる夏鳥、キビタキ。黄色いヒタキ科の鳥いうことで、キビタキという名前です。


英語名はNarcissus Flycatcher。オスは、黒と黄色のコントラストが特徴で、胸のオレンジと眉毛の黄色、そして背中の黄色が美しい。

長野の戸隠など、比較的高い山で繁殖します。繁殖地では、人の口笛のようなさえずりで、背中の黄色をまるで卵の黄身を背負っているようにこんもりとさせて、縄張りを主張したりメスにアピールしたりします。まさに英語名のナルシストっぽい(^^)。

キビタキのさえずり


一方、キビタキのメスは、褐色で地味です(^^)。


大阪城公園では、4月から5月、そして9から10月、渡りの途中に数日間立ち寄ります。


キビタキはヒタキ類の中でも特に縄張り意識が強く、渡りの途中の土地であっても、自分が決めた縄張りに他のキビタキが入ってくると、ケンカになります。みんなで苦労して海を渡ってきたんだから休憩地でくらい仲良くしなさいよ〜って思いますがね😆。


ケンカのときは、羽の音をブンブン鳴らして、まるで蜂のようです(^^)。
縄張り意識が強いせいか、人間の口笛にも反応します。口笛をふきながら歩いていると、向こうから偵察しに飛んできたりします。
まるで、「おれの縄張りに入ってきたのはどいつだ?」と言われているみたいです^_^。

 
今日の鳥さん、キビタキでした!