今回のお悩み

僕は高校3年生です。親のことで悩んでいます。僕の両親は今、離婚調停の最中です。くわしく教えてくれないのでよくわかりませんが、どうやらお金のことでもめているみたいです。両親とも、よく離婚の愚痴や、お互いの悪口を僕に言いますし、できるだけ相手と話したくないらしく、よく伝言を頼まれます。このあいだ母に、父にもっと慰謝料と養育費をを払うように言えと言われました。離婚で大変なのはわかりますが、僕はこれ以上両親のあいだに入るのはいやです。どうしたらいいでしょうか?

回答

ご両親が苦しいところを通られているのはわかりますが、これは彼らの問題で、あなたの問題ではないということを、覚えていていただきたいと思います。離婚の手続きをしている最中の親御さんの中には、教えるべきではない情報を子供に教えたり、子供に相手の悪口を言ったり、子供たちにとってベストなことより、自分のそのときの感情や、自分に有利にことが運ぶことを優先するする方がおられます。離婚に対する自分の考えや感情に振り回され、子供たちが必要としていることを考えられていないのです。

離婚は、家族全員に多大な影響を与えます。子供が小さい場合は、離婚が子供たちに与える影響を心配する親御さんが多いように思います。しかし、思春期の子供やもう成人している子供にも離婚の与える影響は大きいということは、あまり知られていないようです。たとえ何歳であっても、子供は親が互いを憎み合い、別れようとしているところなど見たくはありませんし、家族がバラバラになることを悲しむものです。子供がもう大きい場合、子供を離婚の悪影響から守らなければならないという気持ちが親にあまりなく、その結果、子供にもっと大きな傷が残ってしまう場合もあります。

ですから、そうならないように、ご両親にご自分の気持ちを話してみましょう。今、離婚で大変なのはわかるけれども、文句や愚痴、お互いの悪口をあなたに言うのはやめてほしいこと。そんなことを聞くのはあなたにとっては本当につらくて、苦痛なこと。また、ご両親のために伝言したり、一方の肩を持つようなことはしたくないということも伝えましょう。お金のことをあなたのお父さんに意見したりするようなことは、あなたの役割ではなく、ご両親のあいだで決めてほしいと言いましょう。

あなたにとっては言いにくいことで、難しい話し合いとなるかもしれません。しかし結局はこれはあなたのご両親のあいだの問題で、あなたがお手伝いをしたとしても、なんとかできることではないのです。あなたの要望をハッキリと伝えることが、あなたのためでもご両親のためでもあり、またあなたとご両親のあいだの良好な関係を保つことにつながると思います。

この記事でご提供している情報は、心理療法の代わりとなるものではありません。心の不調を感じておられる方は、心療内科、または精神科での診察をおすすめいたします。