「時制」を意識したら、正しい英文を作りやすくなる!

皆さんは普段日本語で話す時、「時制」を意識していますか?答えはおそらく「そんなの、考えたこともなかった」ではないでしょうか。小さい頃から慣れ親しんでいる母国語なので、当然といえば当然ですよね。でもこの時制を意識するかしないかで、英語の理解度がぐっと違ってくるのです!

ところで「時制」ってそもそも何でしょう?Oxford Languageは、時制をこんな風に定義しています。

ヨーロッパの諸言語やセム語などにおいて、動詞の、過去・現在・未来など、時に関する言い表し方で語形が変わる文法組織。テンス。

そして英語は当然ヨーロッパ発生の言語。なので時制に関してとても厳密です。反対に日本語だと時制があいまいでも話が通じてしまうので、私たちはいちいち「いつの出来事のことなのか」などと考える必要を感じません。そしてこの英語と日本語の言語としての相違点が、日本語話者にとって英語習得が難しくなってしまう原因の一つなのです。

「大過去」?何それ??

それでは具体的に、何を気をつければ良いのでしょうか?まず英語には、大過去、過去、現在、未来という、4種類の時制があることを認識しましょう。

この図を見て、「過去、現在、未来はわかるけど・・・大過去って一体何??」と思った人も多いのではないでしょうか。

実は中学までは過去、現在、未来の区別ができれば何とかなるのですが、高校では過去完了形(had+過去分詞)や仮定法が登場します。なのでこの大過去の存在を認識しておかないと、「何が何だか訳がわからない〜!!」という状態になってしまうのです。

そして大過去とは「過去のある時点よりさらに前の過去」、つまり「過去の過去」のことです。

日本語には存在しないこのある種「ナゾの時空」に慣れるのは少し時間がかかるかもしれませんが、一旦「説明したい出来事が、この4種類の時制のどこに属するべきなのか」を考える習慣が付くと、理解しやすくなるはずです。

例:
未来  「私は明日、図書館に行くつもりです」= I am going to the library tomorrow.

現在  「私は今、図書館にいます」= I am at the library now.

過去  「私は昨日、図書館に行きました」= I went to the library yesterday.

大過去 「私が図書館に行った時(過去)、妹はすでに去っていました(大過去)」
= When I went to the library(過去), my sister had already left(大過去).

ぜひ試してみて下さいね!

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