前回、日本三鳴鳥の一つ、オオルリを紹介しました。
今日の鳥さんーオオルリ

日本三鳴鳥の二つ目は、コマドリです。

コマドリも、オオルリと同様に、夏に繁殖のために南の国から日本に渡ってくる「夏鳥」です。


コマドリの漢字は「駒鳥」。「ヒンカラカラ」と囀る、その声が馬(駒)の嘶きのように聞こえることが日本語名の由来です。

コマドリの囀り

オスは、首から顔にかけてのこの美しいオレンジと、尻尾をピン!と立て、細い足で凛と立つスレンダーなフォルムが魅力的です。


ですが、実際に見ることはなかなかできない貴重な鳥さんなので、その点もカメラマンには大人気です。

大阪城公園には、4月中旬から5月始めと、9月中旬から10月始め頃に、繁殖地である中部以北の高山からの行き帰りに2、3日立ち寄ってくれます。大阪城では、サツキなど葉っぱの多い低いブッシュに入り込んで、なかなか出てきてはくれません。ちらっと出てきても、すごい速さで、またシュッとブッシュに隠れてしまいます。


春の渡り時期は、早朝だけ、ブッシュのなかで小さな声で囀りの練習をすることがあり、そのときは隠れていても「このブッシュの中にいる!」いうことだけはわかります(笑)。

5月の終わりから6月に長野県の上高地に行くと、森中に響き渡るほどのコマドリの囀りが、あちこちから聞かれら一帯があります。近くで鳴いているように聞こえていても、大自然の森の中で、体長15cmにも満たないこの鳥さんを見つけるのは、そんなに簡単ではありません。

この写真は、たまたま早朝、人が歩く山道のすぐそばで囀っているところを見つけました。縄張り争いやメスへのアピールに必死なのか、数分間は同じ場所で囀り続けてくれたので、写真を撮ることができました。

この写真、バックのススキの穂が、コマドリの口から何か出ているように見えて笑えますね!

日本三鳴鳥の最後、3つ目の鳥さんについては、また今度!