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みなさんは、「言語化」は得意ですか?
こんにちは、本・人出会いクリエイターのまるこです。
今月も、高校生のみなさんに読んで欲しい、そんな1冊をお届けいたします。
早速ですが、みなさんは、「言語化」が得意ですか?私は、35年間生きてきた今でも、「言語化」に自信がありません。
- 自分が考えていることとぴったりの言葉を選び出すことができない
- 思考が浅く、深くまで切り込んだ思考ができない
- 話が堂々巡りになってしまう
こんなシチュエーションを経験するたびに、「あぁ~、自分ってなんてアタマ悪いんだろう!」と自己嫌悪に陥ることもしばしば。
そこで出合ったのが、もりおさんのルーティン動画。筋トレ・勉強・仕事・自炊…分刻みのルーティンをこなしていく中で、必ずと言っていいほど登場するのが『ゼロ秒思考』( https://amzn.to/2XVqXcy )のメソッドを使ってメモを書きまくる10分間です。
「きっと、こんなにルーティンをこなして、ご自身の目標を黙々と達成していく方が採用する思考法はさぞかしすごいんだろうなぁ…、私もマネしたい!!」と思い、早速『ゼロ秒思考』を書店で手に取りました。

『ゼロ秒思考』とは、課題に対してスピード感を持って反応できるようになること
『ゼロ秒思考』とはズバリ、『瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できること』(本文より)のことです。課題に対して反射的に、スピード感をもって反応していく。自分の課題や解決策を、メモで言語化していくことで、自分の思考が深まり、放つ言葉の鋭さも増していくわけです。
『ゼロ秒思考』能力を鍛えるために必要なのは、10分・A4裏紙・ペンのみ
この『ゼロ秒思考』を鍛えるためには、さぞかし大げさなトレーニングが必要なんでしょ?とお思いのあなたに朗報。コストはほぼ無料。なぜかって、用意する道具は、A4の裏紙 10枚と、書きやすいペンのみだからです。そして、所要時間は10分だけ。今日からでも始められます。
やり方は、『A4用紙を横置きにし、1件1ページで、1ページに4~6行、各行20~30字、1ページを1分以内、毎日10ページ書く』(本文より引用)だけ。超簡単ですよね。
1ページ1分で書かなければならないので、文字も必然的に殴り書きになりますが、それでいいんです。だって、自分だけしか、読まないんですからね。
書き終わったメモは、クリアファイルに入れて3ヶ月~6ヶ月保存します。クリアファイルには、「仕事」「勉強」「プライベート」「新しいアイデア」などラベリングして、分類しておきます。メモは、3ヶ月ごとに見返して「ああ、あの時あんなこと考えていたんだなぁ」という思考の振り返りに活用します。
『ゼロ秒思考』実際にやってみた。
私も、さっそく『ゼロ秒思考』をやってみました。朝、まだ脳みそがノイズでいっぱいになっていない静かな時間帯に10分間の時間を確保して。
お題は、「今日一日、どんな日にしたい?」で書いたら、こんな感じに☟

書き終わって感じた効果は、
- その日一日に自分が求めることが明確になる
- 頭がスッキリする
- 気持ちがポジティブになる
などなど、前向きな効果ばかり。これは、数日続けたら絶対にいいことあるぞ!と感じさせます。
まずは1週間取り組んでみたいと思います。
読むだけじゃダメ!取り組んで初めて価値が出る『ゼロ秒思考』
『ゼロ秒思考』書籍そのものは、薄くてすぐ読み終えることができます。ですが、この本を読み終えただけでは、ダメ。この本の実力は、メモ術に取り組んでこそ発揮されます。
最初はおっくうかもしれませんが、ご自宅にあるA4の裏紙を使って、10分間メモを書きまくってみてください。
思考がクリアになっていくのを実感できます。